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2016.11.04

日本経済新聞に「EV部品 生産能力50倍」で掲載されました

 電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)などに使うモーター関連部品「モーターハウジング」の生産能力をおよそ50倍に増やした。
久野金属工業は同部品の供給で先行し、世界で高いシェアを握る。環境規制が世界各地で強化されるなかで、EVやPHVが今後急速に普及し、部品の需要が増えるのに備える。
モーターハウジングは円筒形の鉄製カバーで、EVなどの動力となる大型モーターを外から覆って固定する役目。
常滑市にある本社工場には同部品を生産するプレス機が1基しかなく、直近はフル稼働状態だった。
 約4億円を投じてプレス機を追加で購入し、月7千~8千個だった生産能力を最大40万個に増やした。
EVやPHVは二酸化炭素(Co2)の排出削減につながるとして、世界で普及促進の動きが広まっている。
日本ではEVとPHVが新車販売に占める割合は2015年時点で0.6%にとどまるが、政府は30年に新車販売の20~30%をEV・PHVにする計画を掲げている。
 EVやPHVに不可欠なモーターハウジングの需要も今後一段と高まるとみられ、実際に「取引先からの引き合いが増えている」(久野忠博社長)。
あらかじめ生産能力を大幅に増やし、将来の需要増に備える。
 久野金属工業の現在に主力事業は、自動車の足回りに使うプレス加工部品。直近は国内メーカーの新型車に多く採用されるなどし、16年8月期は売上高が前の期比2割増の65億円だった。本業のプレス部品販売が好調なうちに、成長が見込めるモーターハウジングの売上高は現状では全体の1割程度にどどまるが、市場の成長と供給能力の増強をてこに大幅な拡大を見込む。会社の売上高を21年8月期に、前期の約1.5倍の100億円をめざす。
 久野金属工業は1947年創業。2010年頃から車載用の大型のモーターハウジングを大手自動車メーカーに納入し始めた。14年には経済産業省が国際展開にすぐれ、ニッチ分野で高いシェアを持つ「グローバルニッチトップ企業100選」に選ばれた。
 

日本経済新聞に「EV部品 生産能力50倍」で掲載されました

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