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日本金属プレス工業協会 情報誌に掲載されました

2016.11.22

 IoT(モノのインターネット)で平面加工を効率化

 久野金属工業が開発しているのは、加工機とIoTを用いて、最適な条件下で自動車部品用の金型部品を平面研磨加工する技術だ。加工機をオンラインでつなげ、IoTを活用して機械内の情報を吸いあげ、加工終了時間を作業員に知らせたり、加工結果との相関関係を分析したりする。金型部品の高精度化と、従来の半分の時間での加工を目指す。12月の実用化が目標だ。

 この技術は、プラグインハイブリッド車(PHEV)などに採用されている金属部品「モーターハウジング」を作るための金型を製作するのに用いる。形状の複雑化や大型化に対するニーズが完成車メーカーを中心に増え、金型部品にもより高い精度が求められるようになってきた。
精度を上げるために研磨加工が欠かせない。これまで同加工は、時間を多く要することや短時間対応など負荷が大きかった。
 今回の技術開発では、工作機をネットワークでつないで、作業員が手持ちのスマートフォンで加工が終了する時間を監視。同時にシステムが工作機の主軸にあるモーターの電源値を吸い上げて、加工データや稼働実験と照合して条件を分析。分析結果を次の加工に反映させることで、加工条件が最適化されていく。15分を要していた加工時間を8分に短縮させることが目標だ。
 この技術は、2015年度補正「ものづくり・商業・サービス新展開支援援助金」に採択され、開発を進めている。

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