10月23日から3日間、大阪にて第21回金属プレス国際会議が開催されました。

日本、イギリス、アメリカ、ドイツ、フランス、中国の6カ国から200人以上が集まり、「持続可能な製造業―匠の技と革新技術の調和―」をメインテーマにして講演などが行われました。

 

パネルディスカッションでは当社副社長の久野功雄がモデレーターを務め、持続可能な製造業に向けて議論が交わされました。

二酸化炭素削減の重要性の認識は一致しているものの、そのための課題は資金力や長期的な視点、戦略的なガイドラインなど、意見が分かれました。

また、景況感については各国とも世界的に先行き不透明と捉えており、共通の課題にエネルギーコストの上昇や労働力不足などが挙げられました。

さらに、技能伝承、DXやAIについても意見交換されました。

 

会議の最後には各国の代表者が持続可能なものづくりの推進を約束した「大阪宣言」が表明されました。