2025.02.19
2025年2月12日、日本金型工業会技術委員会の技術交流の一環として、技術委員長を務める久野金属工業㈱ にて工場見学会を開催いたしました。本見学会には 27名の参加者と2名の事務局 が訪れ、最先端の金型製造技術とDX活用による生産革新の現場を視察しました。
日本金型工業会技術委員会の技術委員長の会社見学は、歴代の委員長にとって登竜門とも言える重要な機会 であり、今回も多くの技術者・経営者が参加し、活発な意見交換が行われました。
当社は 「人とDXの融合によるモノづくり革新」 を掲げ、自動車用プレス金型製作と量産を行っております。2024年に本格稼働した 豊明工場 では、最先端の自動化・デジタル技術を活用し、生産性向上と環境負荷低減に取り組んでおります。
[見学会の主な見どころ]
・ 設計主導の金型製作とデータ化の流れ
・ ロボット140台による自動化が進んだプレス・溶接工場
・ IoTを活用したリアルタイム稼働状況の把握と生産性向上
・ ペーパーレス化による業務効率向上と環境配慮
・ 人の業務の見える化と技能伝承による現場力向上
[参加者の声]
・ 「金型の設計から製造、量産までの一貫したデータ管理が素晴らしい。DXを活用することでここまで効率化できるのかと驚いた」
・ 「IoTを活用した生産管理のリアルタイム可視化が印象的。設備の状態が一目で分かる仕組みは、工場全体の効率向上につながると感じた」
・ 「ロボット140台による自動化ラインの完成度が高く、ここまでの自動化を実現するには技術力だけでなく、長年の現場改善の積み重ねが必要だと感じた」
・ 「技能伝承をデジタル化しながら、現場の力を維持・向上させる取り組みは、今後の金型業界にとって重要な方向性になる」
今回の見学会では、当社の取り組みをご覧いただくだけでなく、参加者同士の意見交換を通じて、新たな技術革新へのヒントを得る場ともなりました。今後も当社は、技術の研鑽と業界の発展に貢献できるよう努めてまいります。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
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