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会社説明会

AIとの壁打ちが、思考と可能性を広げる 久野金属工業が挑む "AIが教えてくれるAIの使い方"

AI活用は「どこに使うか」をAIに聞くことから始まった

「どこにAIを導入すればいいのか分からない」。
この素朴な問いから、久野金属工業のAI活用は始まった。
一般的には「AIをこう使おう」と人が設計して導入を進めるが、同社では「どこでAIを活かせるのか」をAI自身に提案させるという逆転の発想で動き出した。
そのために最初に行ったのは、AIへの“教育”である。
 

業務の見える化がAI活用の土台になった

教育のベースとなったのは、同社がこれまで3年かけて進めてきた全業務のマニュアル化。
「IoTGo」「IoTGoDX」といった社内ツールを通じて、社内のあらゆるマニュアルが共有されている。更に会議の議事録はTeamsに蓄積されており、AIはこれらを読み込みながら、同社のワークフローを理解できる環境がある。

これにより、AIは現場の状況に即した業務提案ができるようになり、各チームに対しても「この領域ではAIが活躍できる」と提案を行うようになっている。
 

業務ノウハウと理解したAIとの壁打ちが、個人の思考を拡張する

何でもAIに聞いていると考える力が下がってしまうという考えもあるが、
実際にAIと対話する過程は、個人の思考の柔軟性にも影響を与えている。
ある選択肢についてAIに相談することで、自分が見落としていた視点に気づくケースも多い。
AIから選択肢や代替案を提示され、それをあらためて自分の意志で選び取るというプロセスは、「考える力」をむしろ広げてくれる。

人に指摘されるのではなく、AIと共に自ら気づきを得る形で選択肢に向き合うことで、社員一人ひとりが前向きに思考し、主体的に動けるようになる。
AIは指導者ではなく、思考の伴走者として機能しているのだ。
 

組織の風土とデータ基盤がAIを育てる

この取り組みがスムーズに進んでいる背景には、組織全体の風土がある。
「新しい取り組みに慣れている」「Teamsでの議事録ややり取りが文化として定着している」など、現場の情報が自然と集まる仕組みがあるため、それをAIが日々成長していける環境が整っている。

また、29種にも及ぶ社内専用AIが日々運用されており、技術・製造・営業といった多様な場面で提案や改善を生み出している。その結果、意思決定のスピードと精度が飛躍的に向上している。

 

”十分”ではなく”顧客満足”を目指す働き方へ

例えば、営業会議や製造現場の短時間の打ち合わせでも、AIが議事録を記録し、単なるタスク整理だけでなく「こうしておけば更に良くなる」という提案までしてくれる。
それにより、社員一人ひとりの視野を広げ、組織全体の“仕事の質”やスピードを底上げしている。

このような日々のAI活用が、最終的には顧客への提案の質に直結する。
十分な提案で満足するのではなく、顧客の期待を超えるを目指す。
それが受注確度や信頼向上につながり、自社の競争力が自然に強くなる仕組みである。

人とAIが共に育つ、製造業の新しいスタイル

AIを取り入れたからこそ、人の成長も促す仕組みができつつある。
職人技の伝承、業務改善、品質向上といった従来の課題がAIの力で補完されることで、人は単純なルーティン業務から解放され、より高度な判断と創造に集中できるようになる。そんあ環境を目指して少しずつ進化を続けている。

久野金属工業が進めているのは、AIに仕事を「奪われる」未来ではなく、AIと共に成長していく未来。
愛知県常滑市、半田市といった地域で製造業に関心を持つ方々にとって、この環境は大きな魅力となるはずだ。

記事制作者:AI社員くん